こども美術教室 がじゅく 三鷹スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年2月4日土曜日

2/4(土)の授業報告

インフルエンザが流行っていますね。

みなさん、手洗いうがいはしっかり行ってくださいね。


本日の三鷹土曜全クラス(幼児・少年A・少年B)は、カンボジア出品の絵「未来」の制作でした。
また少年クラスBでは体験のお友達も来てくれて楽しい1日となりました。


幼児クラスは、下絵から本番の画用紙へ移りました。
たくさんのすてきなアイデアスケッチから、絞り込んだものを画用紙に描いていきます。

見てください!この真剣な眼差し!!(写真には写ってはいませんが)

未来の自分を描いてくれています。

こんなやりとりが。

生徒さん:「下絵の通り描かないといけないの?」

アキヒロ先生:「どうして?なにか新しいアイデアが浮かんだの?」

生徒さん:「こっちの方がいいと思うから。」

こっちとは、彼女の中に思う浮かんだ新しいアイデアのこと。
下絵には人が二人いたんですが、一人の方がいいと考えたのです。

アキヒロ先生:「一人じゃさみしくない?」

僕の問いかけにも、彼女は明快に「いいの、こっちの方がいいの。」

この絵は、未来の自分を描いています。
自分を明快に表現するためには、一人の方がいいと考えたそうです。

自分の意見がある。

とてもいいことです。


さて、こちらも頑張っていますよ。





もちろん、集中力が続かない時もあります。

うまくいかない時もあります。

それでも描くこと、作ることを積み重ねていき、「考えた過程」を記録していきます。

ちょっとずつですが。


後から見直してみると、そんな時の絵や作品が新しいアイデアの出発点になることもあります。


そして、本日の成果ですよ。









まだ完成ではありませんが、いい作品になる予感がグイグイしますね!


少年クラスでも「未来」の制作。

本日ご兄弟で入塾された生徒さんの作品。

お兄ちゃんは、室内を描いています。
「博士」になって、実験室にて化学の実験をしているところです。

手前から奥に向けて遠近法を使い描いています。

しかし、手前のテーブルがその遠近法が使われていなかったので、ちょいと遠近法についてのアドバイスを。
統一された遠近法の空間で、画面はよりいいものとなりました。

弟くんの方は「サッカー選手」

スタジアム内でサッカーをしているのが見て取れますよね。

それは「場面設定」があるからなんです。

絵を描いていく時に、人や動物などは真っ先に思い浮かび、描いていきます。
そこに「場面設定」を描き込むことで、絵はグッと現実味を帯びてきます。

誰が、どこで、何をした。

これが、絵でも大切なんですね。

みなさんも絵や工作についてお子様とお話する時に「場面設定」を大事にしてみてください。より豊かな会話になりますよ、きっと。


担当した先生は、アキヒロ先生とひかる先生。(記:アキヒロ先生)

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