こども美術教室 がじゅく 三鷹スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2016年9月3日土曜日

三鷹9/3(土)の授業報告

みなさんこんにちは。
気付けばもう9月です、夏休みも明けてしまいました。
不思議なもので、楽しい時間というのは短く感じるのですよね。
遠くのセミの鳴き声も心なしか寂しげに聞こえてくる今日この頃です。
夏休みの様々な思い出や経験を大切に、それぞれの新学期も頑張ってほしいなと思います!

それでは今日の制作を見ていきましょう。


合同クラス
「静物デッサン」「屋台制作」

合同クラスでは前回同様、クラスの半分の生徒さんが屋台制作、そしてもう半分の生徒さんが静物デッサンに取り組みました。
本日は屋台制作の方の様子を見て見たいと思います。


まずこちら、綿あめ屋さん作りの途中です。
前々回の授業で構造が倒れてしまったのですが、めげることなくそれを生かし、大胆に屋台のデザインを変えて再制作を続けています。
まずその姿勢が素晴らしいなと思いながら見ていました。
そして再チャレンジの結果、面白いデザインの屋台になってきています。
建物というとどうしても左右対称になりがちですが、あえて左右でデザインを変えているところが、綿あめ屋さんの柔らかい可愛らしいイメージと上手くマッチしているように感じます。
斜め構造も中の商品がとても見やすく、これならお客さんもたくさん来そうですね!


つづいてこちら本日完成しました屋台、車屋さんです。
なんとなんと100円でおしゃれな車が買えるようです、なんともリーズナブル!
屋台の屋上にはオープンカフェテラスが設置されています。
屋台の上でくつろげるというありそうでないアイデアが魅了的で面白いです。
案外、本当にそんな屋台があったらお客さんもたくさん並びそうですよね。
次の授業では静物デッサンチームに加わる予定です。

幼児クラス
「静物デッサン」



幼児クラスでは早くも静物デッサンの着色に入りました。
まずはモチーフに落ちる影を探してみます。
そして一色のみで、影の部分を着色していきました。
こうすることによって鉛筆デッサンの時にとらえた立体感や陰影を、絵の具着色の段階でも意識し表現することができますし、たくさん絵の具を塗り重ねても大きな形の立体感が残っていきます。
今日は全体的に色が乗ってきたところで授業終了でした。
次回はさらに色を塗り重ねたり、細かい着色などにも手を入れられたらと思います。

少年Aクラス
「静物デッサン」



こちらのクラスも静物デッサンの続きです。
少年のクラスでは根気強くモチーフとデッサンを見比べて、形の狂いを直してもらっています。
もう出来た!と思ったら絵から離れて見比べる、違和感がある箇所や違うところを探してまた描く、そしてまた離れて見る…の繰り返しです。
これがなかなかに忍耐のいる作業です。
ですがどの生徒さんもクタクタになりながらもなんども見比べたかいあって、かなり密度の高いデッサンになっていました。
一枚一枚のデッサンから、それぞれの生徒さんの興味がある箇所やこだわり、意識などをしっかり感じ取れるのもデッサンが良くなってきているしるしだと思います。
授業後はミニ鑑賞会もしてみました。
みんなのデッサンと自分のデッサンを見比べながら、自分のデッサンの良いところや頑張ったところ、逆にもっと描けそうなところ、ちょっと変かなというところなど、いろいろ探してみました。
次の授業では鑑賞会での気付きも生かして描いていけたら思います。

少年Bクラス
「静物デッサン」



今日はAクラスから引き続きの振替生徒さんが多かったこともあり、Bクラスでは数名の生徒さんが着色に入りました。
こちらの着色もまずは一色のみで影の着色から取り掛かりました。
立体物にどこにどのように影が落ちるのか、まずは白いモチーフを参考に見ながら考えてみました。
輪郭の近くだけでなく、形の中にも影が落ちることがわかりましたね。
影を描いたことによって、ずっしりとした立体感も現れてきています。
どの生徒さんも鉛筆での作業を生かすような着色ができたように思います。
次回はさらに色数や影を増やしていきたいところです。

担当したのは、かえで先生とみなこ先生、そらや先生でした。(記:そらや先生)

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